先週は途轍もない雨が降った。
降れども降れども止まぬ雨に恐怖すら覚え、各地で起こった土砂災害などのニュースが入る度、自然の猛威にただうち震えた。
そんなことすら露知らぬ、入梅の頃のVelvia100が返ってきた。
少し早起きして、通勤途中の大きな交差点に写真を撮りに出掛けた。
まだツツジの花がいくらかあったようだ。
ひたすら水たまりの反射を探す。
交差点に着いた。電器屋の軒で、雨を避けながら撮る。
ここではずっと10.5cm f2.5を使った。
質感や立体感が良いレンズだと思う。ライカ欲しいけど、ぶっちゃけ要らないな、なんて思うくらい綺麗に写ってる。
ただヘリコイドがちょっと重い。そろそろオーバーホールに出さないといけないのかな。
カバン、濡れまっせ。
折り畳みでは少し心許ない。
哀れなビニール傘。もう、なんの役にも立てない。ただ朽ちてゆくのみ。
生暖かい雨が降る。
傘を差さない人もいる。確かに合羽は両手が空くし便利。蒸し暑いけど。
15分ほど撮って、そのまま出社した。