客人日記

どんどんたのしい

荒として、其れ未だ央きざる哉。

ふと、想いに駆られることがある。

俺は一体何をしているんだろう。総てが虚しく、心の中を去来する。


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虚しさを打ち消そうと何かに打ち込めば打ち込むほど、汗と油にまみれた手は汚れに黒ずんで、生傷が痛む。


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いつしか身体の熱は醒め、指の間で静かにピースが燃えているだけ。


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ぼんやりとたなびく紫煙はまるで、夢の中を彷徨うように私の前をゆらゆら揺れて、散り散りに消えてゆく。


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人は愚かだ。他人が皆、馬鹿に見える。

くだらないことに一喜一憂し、やんややんやと騒ぎたて、闇におぼめく光明には目を背け、本当に大切な幽玄なものを見過ごす。


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でも私はそんな愚かな人間が好きだ。

ときに迷い、ときに逃げ、ときに苦しみ、ときに嘘をつき、ときに純粋で、ときに小狡く、ときに誰かを愛し、ときにぶつかり、ときに自分を嫌いになって、ときに束の間の快楽に身を委ね、ときにすべてを忘れる。


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それを馬鹿みたいに繰り返す。


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そんな人が私はやっぱり好きです。

ずっと好きでありたいとも思うのです。


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何故なら、私も同じだからです。