客人日記

どんどんたのしい

つれづれなるままに


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つれづれなるままに、日くらし、小窓に向かひて、心にうつるよしなしごとを、そこはかとなく撮りつくれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。


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夕、さまざまの所より日、影差し入りたる、をかし。


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人多きに行き違ひたる、わろし。


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おのづから都に出でゝは、乞食となれることをはづといへども、一人ありく時は、他の俗塵に着することをあはれぶ。


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衆人は皆な以うる有りて、我は独り頑にして以って鄙なり。我れ独り人に異なりて、食母を貴ばんと欲す。

 

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されど、俗人の皆な昭昭たるさま見し折、我れ何かはせむとぞ思ゆる。


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もしこれ貧賤の報のみづからなやますか、はたまた妄心のいたりてくるはせるか、その時こゝろ更に答ふることなし。


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ただ、誰ぞ見つくるを願ふばかりなり。